天候:台風一過(夏日) 気温:28〜29℃ 水温:26℃ 海況:やや波(西3→5m) 透明度:5〜8m スタッフ:芹澤
10月に入り、最初の週末はリクエストをいただきましたH竹さん、H本さん、K藤さんご夫妻のグループと、リピーターH田さん、H野さんたちの【ファンダイビング】を担当し、南紀串本へ行ってきました!
昨日、大型で非常に強い台風16号(ミンドゥル)が近畿地方に最接近し、日本の東へ抜けていきましたが、今回和歌山は直撃しなかったものの、台風一過の海はどのぐらいウネリや風が残っているのか!?そして、透明度はどのぐらい見えているのか!?昨日まで現地サービスもクローズだったため、とりあえず行ってみないとわからないということで、もしもの時のために2パターンぐらい代替ツアーを用意して行ってきました!
当初、リクエストをいただいてたのが「白浜の沈船に潜りたーい!」とのことでしたが、今日の白浜はウネリ、風は収まりつつも肝心な透明度が…!(予想では0〜2m…)回復するまでしばらく時間がかかる様子でしたので、ここは台風一過にも強い海!本州最南端!串本まで足を延ばしてきました!
1ダイブ目は「住崎(本根)」にエントリーすると、水面から水深5mぐらいまでは白くニゴり視界が良くないので、はぐれないようにロープ潜降必至! 中層からは7〜8mぐらいの透明度が確保でき、抜群に良い視界ではありませんが、台風明けにしては奇跡のコンディションと言っても過言ではありません…。
潜降してすぐ、お散歩中の大きなオオモンカエルアンコウに遭遇したり、ダイバー達のアイドル!1pサイズのクマドリカエルアンコウや、岩の間には特大サイズのイセエビがグッチャリ群れ、ダイバー達の目を楽しませてくれました!
午後から2ダイブ目は「住崎(エビ根)」にエントリーし、比較的浅場の海でまったりダイビング! ここのポイントも普段なかなかお目にかかれないアイドル達が点在し、まずは台風にも耐えたナンヨウハギのドリーちゃんをじっくり鑑賞!カメラやGOPROを持ったダイバー達に囲まれ、まるで記者会見状態!
串本名物!アザハタの周りにはネンブツダイやキンメモドキの群れで覆われ、その群れの数はこれからどんどん大きくなっていくのでしょうか!? 個人的に今日の1番のHITはモンガラカワハギの幼魚で、人間で例えると中学生ぐらいでしょうか!?成魚は何度も見る機会がありますが、このサイズに出会えるのはとてもレアなケースで、生で見れるのは今日が最初で最後でしょうね!
台風シーズンを終えたら、ダイビングのベストシーズンが到来です!夏場はほとんど足を運ばなかった本州最南端の串本にも、これからの秋〜冬はガンガンと潜りに行きますよぉー!リクエストお待ちしておりまーす♪(*^-^*)
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